Today’s Wagashi : Chrysanthemum design of Nerikiri sweets
今日の和菓子:着せ綿 - 重陽の節句の練り切り

Made colorful Chrysanthemum design of Nerikiri sweets for Wagashi lesson in September. This design is for “Chou you no sekku” which means chrysanthemums celebrations or longevity celebration in Japan. Chrysanthemums are believed to have the power to purge evil spirits and bring longevity. Taste with a cup of chrysanthemums tea. 

着せ綿

9月の和菓子教室では、着せ綿の練り切りを作りました。 菊の花で邪気を払い無病息災と長寿を願う、重陽の節句の日の意匠です。

三角棒

菊の花びらは、三角棒・三角ヘラ・細工棒などとよばれる和菓子の細工道具、ナイフの背などを使いました。参加者の中には、ご自分で三角棒を用意されてきてくださった方もいらっしゃいました。上の写真は、梅の花芯が彫刻されている本格的な三角棒です。細かい花芯の彫刻はそれは見事で、他の参加者のみなさんも、私も使わせていただきました。

着せ綿

作ったあとは、撮影大会です! 参加者の皆様それぞれが想い想いの色の菊の花を作られて、カラフルな菊が並びました。虹をイメージした七色の菊も誕生しました。

着せ綿

漆塗りの器、木の器、お好きな菓器にのせて、集合写真です。

菊茶

試食の時には、菊の花の蕾のお茶とともにいただきました。

菊茶

小さな菊の花の蕾。最初は薄いグリーンで、ぱっと見た感じは緑茶のような色です。そして足し湯をしていくと、花が少しずつ咲いていき、どんどん緑色が鮮やかに濃くなっていきます。苦みはなく、後味にほんのり甘味を感じるような、飲みやすいお茶です。

目によいお茶ということなので、頻繁に飲んでみたいと思っています。かわいらしい花が咲く様子にも気持ちが和らぎます。

たくさんの方と菊の意匠の練り切りを作り、菊のお茶を頂き、よい重陽の節句のお祝いが出来ました。

ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

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