Today’s Wagashi : Shingen mochi & Milk Kudzu Pudding
本日の和菓子 : 信玄餅とミルク葛プリン
先日、友人のお誕生日ホームパーティがありました。
ホームパーティ上手の友人、センスのよいアイディアやプレゼンテーションは毎回勉強になります。
まずは、タコスランチ。グワカモレ、サルサ、チリコンカン、エビチリ、プルコギ、ツナ、卵サラダ、キャベツ、トマト、きゅり。ソースも3種類。手巻き寿司スタイルで、トルティーヤに、色とりどりのお好みの具を巻いていただきます。
3歳と2歳のお子さんがいるので、きゅうりなどは小さくカットして食べやすくしてありました。
そしてこちらは、かの有名な、そして憧れの、wagashiasobiさんのドライフルーツの羊羹。ホストの友人が一時帰国中にお取り寄せをして、はるばるアメリカまで持ってきてくれたのです。感激してしまいました。断面からのぞくイチジクといちご、クルミがとっても美しいです。
wagashiasobiさんは、和菓子作りをする仲間うちでも人気の和菓子職人さんのユニットです。一昨年出版されたご著書「わがしごと」もアメリカまで持ってきて愛読しています。
本の表紙もドライフルーツの羊羹ですね。
ドライフルーツの羊羹は「パンにあう羊羹」というコンセプトで、ラム酒のきいた羊羹にドライイチジク、いちご、そしてクルミがはいっています。
薄く切ったバゲットに、羊羹を一切れのせ、その上にバターをのせていただくという羊羹。一口かむと、まずラム酒の香りがふわっと口の中に広がり、そしてバターとフルーツの味がします。あんこが苦手な方も、あんこを食べたことのない外国人の方も、好きな味だと思います。
そんなドライフルーツの羊羹の横に、一緒にならべてもらった2品は、、、
作っていった、お誕生日ガールの好きな信玄餅、そして小さなお子さんも一緒に食べられるミルク葛プリンです。
信玄餅は求肥のレシピです。きなこをふんだんにふりました。そしてお好みで黒蜜とあんこをトッピング。
和菓子は練り切りや錦玉かん以外は、色が地味になりがちなので、、、華やかなパーティにあうように工夫をしましたよ。
いつも笑顔で元気いっぱいの誕生日ガールのイメージの、スマイリー柄のメンディングテープをつま楊枝にはって、旗を作って、信玄餅に飾りました。
ミルク葛プリンは、葛粉を水とミルクで溶き、グラニュー糖を加えて、鍋で練り上げました。カラフルなカットメロン、いちご、ポンカン、ピンクグレープフルーツ、ブルーベリーをトッピング。
アメリカのフルーツはあまり甘くないことが多いので、、、メロンといちごはシロップで1時間程度マリネしてからトッピングしました。
そしてこちらに飾った旗も、半分に切ったストローと、幅のあるメンディングテープで作りました。
ほっこりできるやさしい味の和スイーツでパーティもいいものです。
みなさまもいかがですか??