Today’s Wagashi : Dorayaki(Japanese pancake) & Kudzu nagashi 
本日の和菓子 : どら焼きとフルーツの葛流し

 

8月の和菓子教室では、どら焼きとフルーツの葛流しを作りました。

 

どら焼き

 

どら焼きを作りたい!、というリクエストをいただきました。どら焼きは、アメリカ人も「パンケーキ」に似ているので食べやすく、手軽に作れて、そして季節を問わずいつでも楽しめるのが魅力です。

大好きな「うさぎや」さんのどら焼きに近いレシピです。

 

フルーツの葛流し

 

毎年夏には、暑さに負けないように、暑さに疲れた体を癒すために、体にもよいという葛を使った和菓子を作っています。去年は葛切り、今年は葛流しを。フルーツソースやジャムをトッピングした、爽やかなデザートです。

 

和菓子教室の材料

 

参加者の方からお写真をお借りしています(ありがとうございます!)。
毎回お教室のはじめには、材料の説明をしています。特にアメリカにいると、なかなか手に入りづらい材料などもあるので、購入できるお店や、ない場合は代用できるものなどもご紹介しています。

今回使った「葛」ですが、英語では「Arrow Roots 」といい、スーパーマーケットやアジアン食材店、Amazonなどで購入することが出来ますが、それがいわゆる日本でいう「本葛」なのかどうかが気になっていました。アメリカで手に入る「葛」について調べてみたので、それはまたの機会にブログでご紹介しようと思います。

 

どら焼き
 
 
まずは、どら焼きの生地作りから。
 
 
どら焼き
 
 
生地は30分しっかり寝かせてから、焼きます。油が多いと、表面がまだらになってしまいます。しつこい!というくらい、油をふき取ると、均一な表面に焼けます。焼いたら、焼き戻しも忘れずに。これでしっとりどら焼きが出来上がります。
 
 
どら焼き
 
 
焼き印を押して、出来立てのあんこをはさんで、出来上がりです。お好みでラムレーズンも入れていただきました。鹿児島県の和菓子屋さん梅月堂の「ラムどら」がとっても美味しかったので、真似しました。
 
 
葛流し
 
 
葛流しの方は、丁寧に練り上げていただきました。
 
 
葛流し
 
 
お友達手作りのフルーツソースとジャムをお好みでトッピングしてもらいました。ストロベリー、桃、ラズベリー、ラズベリーとブラックベリーと、4種類もあったので悩まれている方が多かったです。
 
2種類のソースも贅沢で美味しそうですね。
 
暑さで食欲がない時でも、葛流しなら食べられそうですよね。葛流しで夏を元気に乗り切りたいですね。
 
 
インコと和菓子のコラボレーション
 
 
楽しみのひとつとなっている、参加者の方のインコちゃんと和菓子のショット。甘い物好き、小豆好きのインコちゃん、今回は恐る恐る~の反応だったそうです。水無月の時は小豆をつっついて食べていたそうですが、どら焼きは、ウサギの目が怖かったのか?大きさにおののいたのか、色がネックだったのか消極的だったとのこと。毎回面白いリアクションです。
 
インコと和菓子のコラボレーション
 
 
おすましポーズがかわいいです。
 
 
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
 
オハイオ州で和菓子教室を開催しています。出張教室リクエスト、他州からのご参加もお待ちしています。