Today’s Wagashi : Autumun harvest of Suhama
本日の和菓子 : 秋の実り 州浜(すまは)
秋晴れの美しい日の午後、洲浜で秋の実りの数々を作りました。
久しぶりのこども和菓子ワークショップ。今回は、きな粉に水あめを混ぜて作る和菓子、州浜(すはま)で秋の味覚を作りました。
州浜とは…
鎌倉時代の京都にあった菓子店「松寿軒」の考案による。江戸時代には「豆飴」と呼ばれ、のち京都の和菓子店「植村義次」によって作られた豆飴の断面が州浜紋に似ていたため、「州浜(すはま)」という名前になった。現在では、州浜粉を使った菓子全体を「州浜」・「すはま」と呼ぶようになっている。
(Wikipediaより引用)
ボウルに入れたきな粉に水あめを落とし、混ぜると粘土のような質感になります。シンプルな作業なので子供たちでも楽しく取り組むことが出来ます。
耳たぶくらいの固さになったら、好きな色に染めて、好きなものを作ります。元の色がきな粉の色なので、落ち着いた秋らしい発色です。
黄色、オレンジ、緑、茶色に染めて、まずはどんぐりを作りました。
そして、紅葉、キノコ、銀杏、葉っぱ。ユニークで可愛らしい作品続々と出来上がりました。
そして、かぼす、花、柿。
お次は、色の濃いどんぐり。色々な食用色素を混ぜたら、こんな色が出来ました。
こちらは柿です。
最後はかぼちゃ。これは、細工棒を使ったので少し難しかったかな。丸いかぼちゃ、背の高いかぼちゃ、小さいかぼちゃ、個性豊かなかぼちゃが勢ぞろい。
たくさんの秋の実りが出来ました。
食べるときな粉のやさしい味です。どことなく懐かしさも感じます。
粘土感覚で細工が出来る州浜は、お子さんたちと楽しく作ることが出来るのでおすすめです。日持ちもするので、たくさん作ってプレゼントしても楽しいですね。