Today’s Wagashi : Kohaku Jelly – Candy with Amazake(sweet fermented rice drink)
本日の和菓子 : 甘酒の琥珀糖
真っ白な甘酒を使った琥珀糖をご紹介します。
もち米と米麹で作った甘酒を使いました。
お米の香りと甘味のやさしさを感じる琥珀糖です。
もち米と米麹の甘酒なので(酒粕は使っていません)、アルコール度はゼロです。
甘酒の琥珀糖のレシピ・作り方
▽琥珀糖液 120ml
※あらかじめ水を60g減らして基本の琥珀糖液を作ってください。
※基本の琥珀糖の作り方は「琥珀糖のレシピ」をご参照ください。
▽甘酒 15~20g
※お米の粒がなめらかになるようにブレンダ―にかけました。
※なま甘酒の場合は火を通してください(日持ちさせるため)。
▽結晶化
食品乾燥機を使って、30時間で出来上がりました。
※通常のプレーンの琥珀糖より、結晶化に時間がかかります。
ブレンダ―にかけて下の写真のようになめらかにします。
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そしてこれを琥珀糖液に混ぜました。
甘酒のすすめ
甘酒は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、ブドウ糖などの栄養分を含んでいますので、「飲む点滴」や「飲む美容液」といわれています。私もできるだけ飲んだり食べたりするようにしています。
甘酒は炊飯器やヨーグルトメーカーなどを使えば、ご家庭で手軽に作ることが出来ますので、手作りもおすすめです。
米麹で作る甘酒は、発酵させるには1晩(8時間)かかりますが、その間は麹菌たちが働いてくれるので、私たちの手間はほとんどかかりません(麹菌ありがとう!)。酒粕は使わないので、アルコールは含みません。
甘酒にはじまり、塩こうじやしょうゆ麹などの米麹の発酵食品については、「発酵王子」こと伏木暢顕さんの著書「麹の生きた力を引き出す本」を参考とさせていただいています。
米麹、発酵食品についてわかりやすく書いてあり、自家製甘酒、塩こうじ、しょうゆ麹の使い方・レシピも豊富なので、興味のある方にはおすすめです。
今回は甘酒を使った琥珀糖の作り方をご紹介しましたが、そもそも甘酒はそのまま飲んで楽しんだり、お料理する時に甘味料のかわりに使ったりしてもとてもおいしいものです。機会があれば、甘酒もぜひ手作りしてみてくださいね。
「米麹の琥珀糖シリーズ」はこちら。
※発酵食品なので、出来上がりましたら冷蔵庫保存、そして早めにお召し上がりください。
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琥珀糖のまとめページ
琥珀糖の作り方のコツやデザイン・モチーフ・フレーバー、楽しみ方などに関するエントリーをまとめました。どうぞご参照ください。