Today’s Wagashi : Snow Moon Flower. Agar jelly with ground glatinous rice, inspired by the beauty of white silver snow world.
本日の和菓子 : 雪月花 道明寺製
二十四節気の大寒を迎えました。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
大寒とは…
寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季です。小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたります。
寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われます。
また「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。
——–「日本の行事・暦」より引用
雪月花。
白銀の世界に魅せられて、つくりました。
錦玉かんの中の道明寺粉を雪に見立てています。
道明寺粉とは、もち米を蒸して乾燥させ、割ったものです。関西のさくらもちなどに使われます。お湯で戻すともち米ごはんになるので、古代の携帯食・非常食・保存食だったそうですよ。戦国時代に食べられていたものと聞くと、遥か遠い昔に自分がつながっているルーツを感じることが出来て、ロマンを感じます。
レシピ・作り方
▽材料(6個分)
粉寒天 2g
水 180ml
グラニュー糖 90g
道明寺 大さじ2杯
▽道具
鍋
ヘラ
スプーン
ラップ
小さい容器・ボウル(直径6㎝程度)
ワイヤー入りタイ
▽作り方
1.道明寺粉はお湯で戻します。
2.鍋に粉寒天と水を入れて、強火にかけて寒天を溶かします。
3.ぐつぐつ煮立って寒天が溶けたら、グラニュー糖を加えて混ぜます。
4.煮立ったら、火を止めて、粗熱をとります。
5.やわらかいもちごめにもどった道明寺の水を切り、寒天液に加えて混ぜます。
6.容器にラップを敷き、寒天液を大さじ3~4杯入れます。茶巾しぼりにして、ワイヤー入りタイでしっかりしばります。
7.ラップごと冷たい水につけて、冷まします。食べる時にラップを外してください。
※グラニュー糖の分量を減らすと透明度が下がるので気を付けてください。
和菓子作りの道具・材料
道明寺羹に必要な下記材料すべて、富澤商店オンラインショップで揃えることが出来ます。
・粉寒天
・グラニュー糖
・道明寺粉
富澤商店さんには3種類の道明寺粉があります。
5割中粒→もち米を1/5の大きさに割ったもの
4割大粒→もち米を1/4の大きさに割ったもの
3割ピンク→ピンクに染めたもち米を1/3の大きさに割ったもの
4割大粒→もち米を1/4の大きさに割ったもの
3割ピンク→ピンクに染めたもち米を1/3の大きさに割ったもの
私は大粒を使いましたが、中粒・大粒はお好み(大粒の雪が好きか、細かい雪か)なので、お好きな方を使ってください。3割ピンクはさくら餅向けですね。
富澤商店オンラインショップは、お昼12時までのオーダーで当日発送、最短翌日お届けだからとっても便利です♪
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