Today’s Wagashi :Nerikiri artistic cake, Kokuu-Hana (Botan, Peony). ”Kokuu” is one of the twenty-four periods of the solar year, begin on April 20. 二十四節気は穀雨。穀雨花(ぼたん) 練り切り製。

牡丹 練り切り

レポートが大変おそくなりましたが、先日オハイオ州トレドにあるトレド大学(The University of Toledo)で日本文化祭が盛況のうちに幕を閉じました。

まず入口受付では、スタンプラリーのカードが渡されました。

会場に一歩入って、まずは会場の大きさに、
続いて日本文化を体験できるブースの数の多さに
驚かされました。

着物の着付け、 
ダルマ落とし、
こけしの絵付け、
けん玉、
羽根つき、
書道、
茶道、
じゃんけん、
折り紙。

九つもの 日本の伝統文化、遊びが勢ぞろい! 

さらにそれぞれのブースには、手書きの日本語の看板が 掛けられており、
着物やハッピ、メイドカフェ姿のJSAメンバーがおもてなしをしていました。  

一目みて「 楽しそう! 」という印象。
そしてその仕組みも「なかなかやるな!」という感じでした。

各ブースをスタンプラリー方式で回り、複数の日本文化を体験すると、
目玉で あるメイドカフェでお茶をすることが出来る、
という流れになっていました。
よく考えられてい ますよね?!  

ホールの中央には舞台が 設置され、
赤い布を敷いた お茶室が作られており、
お茶会が行われていました。 

お茶室や畳がなくても、アイ ディア一つで
ここまでの茶道の空間を作ることが出来るのですね。

私は今回、和菓子づくり ワークショップと、
お茶会の ための上生菓子の提供をさ せていただきました。

お茶会用の練り切り。
穀雨花、牡丹の練り切りもお出ししていただきました。

今回の文化祭のリーダー。
このハッピとハチマキ、気合が感じられますね。

はさみ菊の体験もしていただきました。

「こんなのはじめて!」「楽しかった」と喜んでいただけて、
とても嬉しかったです。

日本から遠く離れたアメリカのオハイオ州の一都市で、
こんなにも多くの若い人たちが、日本 語や日本文化に興味を持って親しんでくださっていることに
深く心を動かされました。

この日本文化祭を成功させた JSAのみなさんの企画力、アイディア、
実行力はもちろん、当日のおもて なし、礼儀正しさも素晴らしいものでした。

この文化祭は同大学のJSA(The Japanese Student Association、日本学生協会)の学生さん達による企画運営、国際交流基金とJASCO (The Japan-America Society of Central Ohio )の支援で開催されました。

JSAのみなさん、JASCOのスタッフ、国際交流基金の方々、トレド大学の先生方、
素晴らしい機会をくださってどうもありがとうございました。

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