Today’s Wagashi : Autumun color Kintsuba
今日の和菓子:秋色きんつば - 5色のお芋と小豆あんのきんつば
秋になり、芋・栗・かぼちゃの美味しい季節になりましたね。9月の和菓子教室では、秋の味覚のお芋と小豆あんで6色のきんつばを作りました。
ホールフーズマーケットではこんなにたくさんの種類のお芋が販売されていました。
左から、
Organic Jewel Sweet Potatoes
オーガニック ジュエル スイートポテト
Organic Japanese Sweet Potatoes
オーガニック ジャパニーズ スイートポテト(さつまいも)
Organic Garnet Sweet Potatoes
オーガニック ガーネット スイートポテト
ジュエリーにガーネット、宝石の名前なんてオシャレですね。
そして今回はこの5種類のお芋で餡を作り、カラフルなきんつばに仕上げました。
左から、日本のサツマイモ、ガーネット、ジュエリー、紫芋、ハンナ。
サツマイモと紫芋は日本でもおなじみだと思います。ガーネットとジュエリーはとっても似ているのですが、少~しだけ色とお味も違います。少し明るい色の方がジュエリーです。一番右のハンナは色はジャガイモのような色ですが、とっても甘いお芋です。
大きくカットして水にさらしてから、蒸し器に入れて、弱火で30分ほどかけてじっくりと蒸しあげました。20分を過ぎるとあま~いかおりが…
皮を厚めにむいて、濾して、砂糖を加えて、芋あんを作りました。そして煮溶かした寒天液と芋あんを混ぜて、芋羊羹を作ります。そのまま芋羊羹としていただいても美味しいのですが、今回はきんつばなので、薄力粉と白玉粉で皮生地を作って、カットした芋羊羹に衣をつけて焼いていきました。
ホットプレートを囲んでお喋りがはずみます。これは女子会にぴったりです。きんつばパーティなんかをしても楽しそうですね。
出来上がったのはこちら。左上から、サツマイモ、ジュエリー、小豆、左下から紫芋、ハンナ、ガーネット。
小豆は、粒あんを使いました。カラフルで美味しそうです。
衣を薄めにつけて、焼き色をつけない程度にさっと焼くのがポイントです。
あまった端っこも小さくカットして、衣をつけて焼きました。コロンとしててかわいいです。
上の写真は、お教室参加者を募集する時に使った写真です。この時は、紫芋がなかったので、ビーツで染めた白あん、ほうれん草ピューレを混ぜた白あん、芋あん、小豆あんできんつばを作りました。
きんつばは、もともとは丸く刀のつばに似ていたことから「銀つば」という名前だったそうです。それが江戸に行ってから、「銀」から「金」になったそうです。面白いですね。
さてさて5種類の芋あんきんつばの食べ比べは、どうだったでしょうか。また感想を聞かせてもらうのが楽しみです。
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