Today’s Wagashi : Adzuki bean paste and Mame daifuku(rice cake stuffed with adzuki bean and an paste)
本日の和菓子 : あんこ&豆大福
懐かしのインディアナのお友達と、とってもかわいらしいアメリカンガールと和菓子作りを楽しむ機会をいただきました!
和菓子のスピリットともいえる「あんこ」ですが、お国変わってアメリカでは、地元の人々にとっては「黒い」(黒い食べ物がないので見た目的に受け付けない)という見た目や、豆が甘いなんてありえない(豆といえばチリビーンズという、スパイシーなイメージが強い)などという理由から、「あんこ」が喜ばれることがあまりなかったのですが(涙)、、、今回は違いました!!
お友達が、二人のアメリカのティーネージャーに、手作りのあんぱんをご馳走したところ、「これはなに?」「なんて美味しいの!」と大絶賛。アイスクリームにあんこをトッピングして食べたりしたのだそうです。
そして「あんこ作りを習いたい」というリクエストがあり、今回お声がけをいただきました。
参加してくれたのは日本人姉妹と、同級生のお友達とその5歳の息子さん、そして12歳と10歳のアメリカンガールの姉妹。
2キロの小豆をWhole Foods Marketで購入して、持っていきました。3組に分かれて、3つのお鍋で小豆炊きがスタート。まず小豆を洗って、渋切を2回。そして中火でしっかり茹でます。そして本茹での間にランチ。
渋切の意味や、小豆に火が通るまで時間がかかるので圧力なべは使えないのか?など、色々と質問をいただきました。
ランチの後には、小豆の固さをチェックして、ブレンダ―にかけて、砂糖を加えて練り上げる作業。12歳のお姉ちゃんが積極的に参加をしてくれていましたが、練り上げる作業はさすがに腕が疲れてしまったので交代交代で。
アメリカンガールの姉妹に、出来上がったあんこはどうするの?と聞いたところ、「アイスクリームにトッピング」「トーストにトッピング」がいい!とのこと。
あんトーストがお好きとは、なかなかのツウですよね。
あんこが出来上がったら、それを使って豆大福づくり。まずは、あんこを計って丸めてもらいました。そして白玉粉と水、グラニュー糖を混ぜて、電子レンジで求肥生地を作りました。
1回目の求肥づくりは妹さんが、電子レンジ担当。2回目の求肥はお姉さんがやってくれました。写真はお姉さん。
求肥生地は作るのはもちろん、見るのも触るのもはじめて!!
「わーやわらかそう!」
「きもちよさそう!」
「手にくっつく~!!」
そんな賑やかな声をきいて、彼女たちのお父さんもついに参戦!!(右はし)
黒豆の煮豆缶を使って、豆大福もいくつか。初めてにしては、包あんもとっても上手で驚きました。センス抜群です。出来上がった豆大福は早速お口にぽいっ。
「おいしい~~」
ご満悦の表情でした。
こちらは、大福のレシピ。お姉さんは、あんこのレシピの裏にきちんと書きまとめていました。日本でいうと小学校4年生と6年生の姉妹。とっても落ち着いていて、しっかりしているなぁという印象です。彼女たちは学校へ通わず、ホームスクールで、お母さんから家庭で勉強を教わっているということでした。
アメリカンガールに「あんこ大好き」と言ってもらえて、あんこづくりを一緒に楽しむことが出来て、それはそれは嬉しい日となりました。
次は、琥珀糖を作りたい!というリクエストをいただきました。私の方も今から楽しみです。