いつもご訪問ありがとうございます。
アメリカの方に和菓子を紹介する時、しばしば「●●というマンガをしっていますか?」「●●というドラマで和菓子を見ました!」「●●というゲームに和菓子が出てくるんですよ」というお声がけをいただきます。
どれも知らないマンガやドラマ、ゲームで、私が逆に教えてもらうことが多く、よくご存知だなぁといつも感心をしていました。
そして、そういうマンガやドラマを見て、和菓子のことを知り、ワークショップなどに参加してくださることに感謝の念を抱きます。
そんな「和菓子とマンガ」という私にとって旬のテーマである企画展が、今回の帰国期間中に、運よく開催されていました。
とらや 東京ミッドタウン店ギャラリーで開催されている、和菓子が登場するマンガをテーマとした企画展です。

このマンガ、写真で見ると伝わりにくいかもしれませんが、巨大サイズのコミック風オブジェです。
50センチくらいはあったと思います。

会場の中央のテーブルに展示されていました。

そして、壁にはこのように和菓子が登場するマンガのシーンが紹介をされています。
全部で8作品が紹介されていました。
一緒に行った友人は、多くのマンガを知っており、
これはテレビでもやっていたよなどと教えてくれました。

ところどころで、和菓子の解説のパネルもありました。
日本語と英語で解説されているので、外国人の方もお楽しみいただけます。

衝撃をうけたのがこちらのマンガでした。

さぼリーマン 飴谷甘太郎。
御膳しるこを頭から浴びて喜びをあらわす描写!
全身で和菓子を味合うという、なんて豊かな表現なんでしょう!

こちらは、ネットフリックスのドラマになっています。
これも、恥ずかしながら知らず、ミシガン和菓子ツアーに参加してくださった方から教えてもらいました。面白いから全部観た!とおっしゃっていました。
Kantaro: The Sweet Tooth Salarymanというタイトルで、アメリカでも放映されています。

「であいもん」はアナーバーのJAPAN WEEKに参加してくださった方が、好きだと言っていました。練り切りを作る時に使う「細工棒」がマンガに出てきていた!と教えてくれました。最初「どらえもん」かと思ってしまった私💦「もん」しか合っていませんね。
「であいもん」とは、京言葉で「食材同士が合わさることでお互いの良さを引き出す、取り合わせの良い食べ物」という意味を持つのだそうです。

この日はミッドタウンでは「いちごフェア」を開催中。
いちごの羊羹をお土産に買いました。
友人は、あん焼きも購入。

展示会の後には、パティスリーアオキでお茶をしました。
南部鉄器のティーポット、紅茶にも合いますね。
そして紹介されていたマンガを数冊、実際に買ってきました。
まだ少ししか読んでいませんが、あらためてマンガの世界の和菓子の描写に触れてみると、やっぱり食べてみたいな~という気持ちになります。

そして、日本人の生活と和菓子がどんなに密接にかかわっているか、ということもあらためて確認することができるように思いました。

和菓子の食感や味を知らないアメリカの方も、こういうビジュアルを見ると、食べてみたいな、、と思うのかもしれません。
次は、アメリカの方ともマンガ知っているよ!見たよ!と盛り上がりたいものです。
そして、小説も買ってきました。

シリーズ4巻目も出ているという「和菓子のアン」。
遅ればせながら楽しみたいと思います。
4巻目はスーツケースが重量オーバーしてしまって、持ってくることができず💦次回のお楽しみです。

「和菓子とマンガ」展は、6月26日(水)まで開催していますので、まだの方はぜひ行ってみてください。
詳細は下記リンクをご覧ください。
株式会社 虎屋www.toraya-group.co.jp
Wagashi Studio
アメリカでオーダーメイドの和菓子作品の制作、オンライン和菓子教室やワークショップ、デモンストレーション、展示、レシピ提供などを行っています。著書「甘くてかわいい、食べられる宝石 琥珀糖のレシピ」 日本・台湾・香港にて上梓。
優しい味に自然に口もとがほころぶ和菓子は、季節の移ろいも運んで来て、生活に豊かな色どりをそえてくれます。アメリカでそろう材料で和菓子を楽しんでみませんか?
アメリカで・海外で、和菓子づくりを楽しみたい方
基本的に海外でそろう材料を使って、和菓子をつくっています。
→1回完結の和菓子レッスンはこちら
→12ヵ月の和菓子を基本からじっくり作りたい方 コースはこちら
→練り切りを作ってみたい方 コースはこちら
アメリカで和菓子を取り寄せたい方
お茶の先生方・企業さま
→和菓子のオーダーメイドはこちら
アメリカで和菓子のイベント・企画などを開催したい方・企業さま
→実演・デモンストレーション、ワークショップ、レクチャーなど 詳細はこちら
和菓子スタジオ お知らせニュースレター
季節の和菓子づくりクラス・レシピ・イベントなどのお知らせをお送りしています。
公式LINEはこちらから↓

ニュースレター(Eメール)はこちらから
よい1日をお過ごしください。