T oday’s Wagashi : Kashiwa-mochi, Mochi rice cakes wrapped in oak leaves for Boys’ festival
本日の和菓子:かしわ餅 2019年端午の節句
We wish Boys’ healthy growth and happiness with this wagashi(Japanese confection) on May 5th(boys’ festival).
5月の和菓子教室
5月の和菓子教室では、端午の節句のお祝いに柏餅を作りました。上新粉、もち粉、薄力粉、片栗粉という4種類の粉を絶妙な配分で使うレシピ。歯ごたえ、なめらかさ、もちもち感、透明感を楽しむことが出来ます。中あんは、御前あん(小豆)と味噌あん(白あんと西京味噌)の2種類を使いました。
江戸発祥のお菓子ということで、この味噌あんの柏餅は、関東周辺でよく食べられるものだそうです。西の方へ行くとあまり見かけないとのこと。桜もちもそうですが、地域によって違いがみられるのは面白いですね。
上の写真は、初節句を迎える生後3週間の男の子の赤ちゃんを連れてきてくれたお友達からお借りしました。
かしわ餅の意味・由来
新芽が出なければ古い葉が落ちないという柏の木にあやかり、「子孫繁栄」を願って端午の節句に食べられるようになりました。
また、柏餅を包む手つきが、拍手(かしわで)を打つ姿に似ているから、男子の武運を祈願する餅ともされています。
柏の葉
柏の葉は英語で、Oak leaves。樫の木の葉です。樫の木はオハイオにもあるので、その葉を使おう!と思っていたのですが、今の時期の新芽は小さすぎました。秋ごろに収集しておかないといけなかったですね。
今回は、日本からの真空パックの柏の葉を頂いたので、有難く使わせていただきました。足りない分は、竹の葉を使いました。竹の葉はとても香がよく、リフレッシュ効果も感じます。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。味噌あんは想像以上に美味しい!!と味噌あんファンが増えて、私も嬉しいです。来週は南の方へ出張させて頂きます。またどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまのご子息が、幸せに健やかに大きくなられますように。
そういえば、去年は鯉のぼり羊羹を作りました。この時に使ったラムレーズンあんはファンが増えて、応用される方も多くて、私も嬉しかったです。