こんにちは。いつもご訪問ありがとうございます。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、
ここ数日で東京もだいぶ過ごしやすくなってきたように感じます。
今日は秋分の日。
春と秋のお彼岸には、ご先祖様を偲び、
感謝を込めて「おはぎ」をいただくのが日本の美しい習わしです。

今年の12ヶ月の和菓子づくりコースでは、
小豆、きなこ、黒胡麻、そして青海苔のおはぎを手づくりしました。
それぞれ素材の個性が引き立ち、どれも滋味深い仕上がりに。
実は、私の生まれ育った地域では、「青海苔」のおはぎを食べる習慣がなく、、、
生徒さんたちからその存在を教えてもらいました。
作ってみると、、なんとも香りのよいおはぎで、甘いあんこにもよく合い、とても気に入りました。毎年つくりたい味です。
中でも小豆の赤色は、古くから魔除けの力を持つとされ、
また現代ではポリフェノール(アントシアニン)による抗酸化作用も知られています。
おはぎは、体にも心にも優しい、まさに「祈りのお菓子」なのだと、あらためて感じています。
🇯🇵 日本一時帰国と、学びの時間
今回の日本滞在では、各地の神社仏閣を訪れ、
その門前で長年愛されてきた門前菓子について学ぶ機会にも恵まれました。

和菓子が「日々の暮らし」と「信仰」や「祈り」に
どれほど深く結びついているかを、肌で感じる毎日です。
この経験は、今後のオンラインレッスンやイベント、
そしてこちらのブログやSNSで、少しずつシェアしていければと思っています。
🕊 季節の変わり目に、こころとからだを整えて
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
自然のバランスが整うこのとき、
私たち自身も静かに内側を見つめ直す、
そんな機会かもしれません。
お墓参りでご先祖さまに手を合わせ、
手づくりのおはぎをいただきながら、
こころとからだを整えて、ここちよい秋を迎えましょう。
🍂みなさまの秋が、実り多きものとなりますように。
Wagashi Studio
アメリカでオーダーメイドの和菓子作品の制作、オンライン和菓子教室やワークショップ、デモンストレーション、展示、レシピ提供などを行っています。著書「甘くてかわいい、食べられる宝石 琥珀糖のレシピ」 日本・台湾・香港にて上梓。
優しい味に自然に口もとがほころぶ和菓子は、季節の移ろいも運んで来て、生活に豊かな色どりをそえてくれます。アメリカでそろう材料で和菓子を楽しんでみませんか?
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