Summer has come! 夏本番ですね。お元気でいらっしゃいますか。

暑い日が続くと、冷たいものを飲んだり食べたりする機会が増えますね。

私は冷え性があるので、夏でも生姜をいれた「葛湯」をよく飲みます。写真の花は葛の花です。おなかの底から体があたたまってくることを実感できます。葛は血行促進によく、「葛根湯」という風邪薬にも配合されています。葛を使った和菓子もたくさんあります、葛もち、葛桜、葛切り、葛焼き、葛流し、など。いつごろから葛は食されるようになったのかなと思って和菓子辞典を開いてみると、日本で葛は古代より食されてきていて、江戸時代のレシピ本、1643年「料理物語」に葛焼きもちが紹介されているとあります。歴史のある食材なのですね。

ということで、7月は葛を使った和菓子、水まんじゅうと葛切りの、涼菓2品を作ります。両方とも葛を使います。アメリカでも葛は手に入ります。葛がない場合は、代用品をご紹介いたします。

和菓子の教室ではじめて水まんじゅうを習った時は「水まんじゅうの素」なるものを使いました。アメリカでは手に入らないなぁと思っていたのですが、葛を使って水まんじゅうを作ることができます。葛まんじゅうとは少し違います。

中あんには小豆こしあん、フルーツあん、抹茶あんを使いました。つるっとしたのどごしのよい水まんじゅうです。

葛切りと黒蜜の作り方は、デモンストレーションをします。虎屋茶寮、入谷の朝顔祭りでおいしい葛切りを頂いたことを思い出します。

葛は鮮度が一番。和菓子屋さんは注文が入ってから葛切りを作ってくれます。出来たての葛の美味しいこと!ぜひ黒蜜とともに頂いてください。虎屋茶寮のように美味しい、出来立ての葛をご自宅で味わっていただきたいです。

【7月グループレッスン】水まんじゅう&葛切り
7/22(木)17:00pm(EDT東海岸時間)~
7/23(金)17:00pm(EDT東海岸時間)~
7/24(土)17:00pm(EDT東海岸時間)~

詳細は下記をご覧ください。
https://kohakuto.com/online-wagashi-class/mizumanju/

ご質問などはinfo@kohakuto.comまでお知らせください。

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